20220611在日台湾同郷会第7回理事会の報告時間:令和4年6月11日(土)午後7時45分から午後9時35分まで。 場所:オンライン ゲスト:佐藤誉司・自由インド太平洋連盟日本代表 (1)故・郭雪娥女史を偲んで黙祷。 (2)5月15日のIrvine台湾長老教会でのテロ事件を受けて (3)5月8日に行われた「424 刺蔣事件座談會」にオンライン参加した。 (4)Sim-gîが、清水ともみ(著)『私の身に起きたこと: とあるウイグル人女性の証言』を台湾華語に翻訳した。 https://www.facebook.com/deborah.shinyichen/posts/pfbid02Vjcfbgn39LhPYYS8a8PHhaxoxioqKLd8sFSW7Y782q8wXpfh5Y4riMDvMffumpe5l (5)〔削除〕 (6)台湾で陳唐山氏のもとで設立され、今月『正論』で周知した「台湾安倍晋三友の会」と、日本で詹徳薫氏を会長として設立された「安倍晋三元総理を囲む会」は別の会であるとの注意喚起があった。 (7)自由インド太平洋連盟の佐藤誉司代表より御自身が関わってきた運動などについて御紹介いただき、さらに質疑応答によって理解を深めた。日本ウイグル協会の活動は当初はウイグル人が少なく、日本人が多かった。これが世界のウイグル人を驚かし、2012年には世界ウイグル会議が日本で開催されるに至った。2017年からは強制収容所の問題で、家族と連絡が取れなくなったウイグル人が大勢参加するようになった。海外に家族がいるとか、イスラム教に熱心だというだけで収容されている。これまでは証言しかなかったため、日本のある政党の党首は「証拠がない」と言っていたが、2週間前にハッキングで流出したカシュガルの収容者の資料が、これまでの証言と一致している。2008年の北京オリンピックの聖火リレーが日本で行われた際に抗議活動を行い、その後、マスコミなどで「チベット・ウイグル問題」とウイグル問題を認知させることに成功した。現在、チベット・南モンゴル・香港の人々とも共に活動しているが、香港の人たちは、雨傘運動のころからチベット・ウイグルの人たちとも連携しておくべきだった、今では自分たちも同じ境遇に置かれている。「目覚めるのが遅かった」と悔やんでいる。南モンゴル(中国では「内モンゴル」と言う)は、「蒙古聯合自治政府」を通じて「日本統治」を経験している。日本と台湾の支援があれば、彼らを勇気づけることができる。ウクライナ支援には、ベラルーシ人や反プーチンのロシア人も集まっている。広くスラブ系の人々も関心を寄せている。ウクライナはユーロ・マイダン運動によって2014年に親ロシア派の大統領を追放し、西側の価値観を選んだ。自由な国家と専制主義の戦いの最前線となっているが、台湾も同様の構図を共有している。 (8)本日、日台稲門会が行った佐橋亮氏の講演の質疑応答で台湾有事と日本の関係についての質問があり、講師は、中国の視点に立てば、台湾侵攻に当たって、嘉手納基地をはじめとする日本の空港を破壊しないということはありえないと説明した。日本社会全体にこの問題を直視させ、また台湾人にも危機感を持つよう促したい。 |
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